うつのパパでもいいですか?

うつ病の夫との生活と子育て

リワーク初日 夫は仲間の存在に安堵した

メンタル疾患で仕事を休職している人が、復職に向けて通うリワーク施設。それまで未知の世界だった場所に足を踏み入れるのは、環境の変化に弱い夫には負担になるのではと、私には心配もありました。しかし実際に行ってみると、夫にはプラスだったようです。

うつ休職から復職への第一歩 リワーク施設の見学

うつ病で休職してから10日ほどがたったとき、夫が「誰かと話したい」と言い出しました。毎日家で休んでいると、家族以外に誰とも話さない。はじめはそれがよかったけれど、だんだんと「これでいいのだろうか?」と思い始めたといいます。同じような立場の人…

毎日決まったルーティンが大事らしい

うつ病で休職すると、とたんにやることがなくなります。朝起きなくてもいい、出かけなくてもいい、いつご飯を食べてもいい。生活リズムを強制されなくなると、ついダラダラしてしまいそうです。でも、かかりつけのカウンセラーさんによると、毎日決まったル…

「パパはうつ病」と、子どもにカミングアウトするべきか?

うつ病で休職することになったとき、夫が真っ先に私にきいたのが「明日から家にずっといることになるけど、子どもたちになんて言おうか?」ということでした。もしも「なんでパパはおうちにいるの?」と聞かれたら、なんと答えようか?なんとも難しい問題で…

抗うつ薬が劇的に効いた話

休職に入った途端、それまで堰き止めていた濁流が一気に流れ出したように、 一気に症状が重くなっていった夫。 それが、抗うつ薬を飲み始めるとみるみるうちに回復していきました。

夫のうつの症状(休職後1週間)

深く眠れない 起き上がれない ご飯が食べられない 洗濯機や掃除機の音に耐えられない テレビを見られない 電話に出られない 本を読めない とぼとぼとつま先でしか歩けない しゃべれない 外に出たくない お腹がゆるい 休職に入ってから1週間、夫のうつの症状…

休職初日 夫の症状は急激に悪化した

休職初日。 私たちにとっては、長い長い最後の1週間を終えて、ようやくたどり着いた安息日でした。 これで何もかもから解放される。これでもう追い立てられずに済む。 肩の荷が下りたような気持ちでした。 しかし、目覚めてみるとそこには期待とはかけ離れた…

休職すると決めてからがしんどい

一大決心をして、上司に休職することを申し出た夫。人事部に連携されるや否や、健康管理部から手続き関連の連絡が立て続けにきて、言われるがままに面談や必要書類の手続きを進めることになりました。また、仕事の引き継ぎもせねばなりません。そうすると、…

休職決定 休むための手続きの流れ

うつ病で休職したいと上司に報告すると、上司は社内の健康管理部に連携するとのこと。そこで保健師の面談を受け、産業医の指示にしたがって休職が決定するといわれました。 有給休暇なら上司の許可があればさくっと休めるものの、長期間の休職となるとそうは…

上司に休職したいと言った日

うつ病がいよいよしんどくなり、休職することを決意した夫。 でも、何をどうすれば休むことができるのか? 休職手続きのおおまかな流れは一般的に決まったものがあるのでしょうが、会社によって細かな違いがあるでしょう。ざっくりしたことはネットで調べる…

うつ休職を決意した瞬間

うつ病で通院するようになってから1年、 それまでは毎日やっとやっとで仕事に行きながらも 「まだ仕事が終わらないから」 「周りの人に迷惑をかけたくないから」 といって、主治医や私のすすめに夫はあまり耳をかたむけず、休職すると言わないまま過ごしてい…

夫のうつの症状(休職前)

夫についた診断は、うつ病と不安障害でした。 似たようで違う病気・障害だそうで、 素人ながらに主治医の先生の話や専門書を読んで解釈してみると、 夫のさまざまな症状も、 うつ病と不安障害それぞれによって引き起こされていたようです。

はじめに

このブログは、夫のうつ病と会社の休職中の生活を、妻の立場から記録する日記です。 私はアラフォー、夫は30代、小学生と保育園児の子どもの4人家族です。