リワーク初日 夫は仲間の存在に安堵した
メンタル疾患で仕事を休職している人が、復職に向けて通うリワーク施設。それまで未知の世界だった場所に足を踏み入れるのは、環境の変化に弱い夫には負担になるのではと、私には心配もありました。しかし実際に行ってみると、夫にはプラスだったようです。
リワーク施設に通うことになった初日。
見学時にはやる気まんまんだった夫も、いざ行くとなると「周りはどんな人なのかな」「うまくなじめるかな?」と少しそわそわした様子でした。
もともと、就職や転職、引越しなど、環境の変化があるとストレスを感じやすい性格の夫。うつ病で弱っているときに、新しい環境に入っていくのはまたストレスになるのではと、私は心配でした。
しかし実際は違いました。
半日のプログラムを終えて帰ってきた夫は、これまでになく生き生きしていました。
みんな親切にしてくれてね・・・・・・
こういう人がいてね・・・・・・
●●の仕事をしてた人の話を聞いたんだけど、そんなすごい仕事してる人でもうつになるんだねえ・・・・・・
など、学校から帰ってきた小学生のようにその日にあったことを蕩々と話してくれました。
そういえば、自分からこんなにいろいろ話してくれたこと、
かつ、
しんどいとかつらいとかじゃなくて、
ふつうな話をしてくれたことって最近なかったな。
自分と同じように、目一杯仕事をして、その結果うつ病になって休んでいる仲間の存在、
そして彼らがリワーク施設で元気そうにコミュニケーションをしている姿は、
夫にとって希望になったようです。